最後の画像は残雪期の槍の穂先を登ってる途中で胸元からカメラを真下に向けて撮りました!…
左側は数百メートル断崖絶壁で真下の白いのは雪の斜面です!…
わたしは山屋ではありませんし、ここは山岳ブログでもありません!…
ここはキャンプブログですし、見られてる方もキャンプブログの方々が多いと思います!…
ここ数年、キャンプから山に目覚め!…(笑)
すっかり山の虜になってしまった素敵な方々もわたしの周りにたくさんおります!…
わたしは十代から山を始めました!…
学生時代は山岳部で基礎と基本を教わりしごかれました!…
社会人になってからは山岳会にはいり、新たな世界を見つける事が出来ました!…
でも、基本はソロでした!…
目指したのもソロでした!…
単独での岩…
単独での雪山…
今から考えてみると、あまりにも無謀だったかも知れません!…
わたしは、南アルプスで小屋番をやってた時…
丹沢や北アルプスで小屋の居候をしてた時…
山岳会で駆り出された時…
何度も何度も山での事故による捜索、救助に参加しました!…
山での事故!…
あまりにも他人事と思っていませんか?!…
高尾山の参道で転んで骨折して救助された方もおりますよ!…
山での事故は、どれだけの多くの方々に面倒をかけ…
どれだけの費用がかかるか…
一緒に考えてみませんか!…
山の事故で費用が発生する要因は…
1:自分で下山が出来ず、捜索、救助を受けた場合!…
先ずは警察や消防団が行います…
この場合、捜索費用は税金で賄われるますので費用負担はありません!…
ただ、捜索範囲が広かったりした場合は捜索人数が足りずに民間の救助隊や山岳団体に応援を頼んだりすれば費用が発生します!…
もちろん警察が捜索を打ち切った場合は民間に頼むしか手段はありません!…
実際には民間の手を借りない事の方が少ないです!…
民間のヘリが出動すると30分50万円くらいかかります!…一日の捜索で200万円以上はみておいた方がよいかと!…
民間の人たちに出動をお願いすると一人あたり一日3万円、冬場なら10万円が相場です!…
他に交通費、宿泊費等が本人又は家族に請求されます!…
当然、金額は一日あたり数百万円単位になることは覚悟しなければなりません!…
うろ覚えですが…
2004年関西学院大学のワンゲル部の14人が遭難、救助された事故では…
ヘリ救助作業代1250万円…
捜索隊員日当740万円…
その他諸経費100万円…
合計2090万円!…が請求されました…
市職員延べ80人の超過勤務手当等320万円…
救助に出動した福井、富山両県警、自衛隊のヘリ計五機の燃料費100万円…
警察官延べ250人の臨時手当400万円…
これらは税金で賄われました!…
2:同行者、又は全くの他人を過失等によって負傷、死亡させてしまった場合!…
これが山の事故でもっとも費用がかかります!…
それが対人賠償です!…
山で同行者や行きずりのハイカーに怪我を負わせたり、死亡させてしまった場合!天文額的な賠償請求が来ますよ!…
これからの時期…
山は夏とは別の顔になります!…
行かれる方は装備や準備を怠りなく、必ず登山計画書を登山口で提出してから登ってくださいませ!…
あと、是非とも山岳保険!と言うものが有る事を知っておいてくださいませ!…
山岳保険については、又の機会に気が向いたら書きますね!…(笑)
決して無理せずに、引き返す勇気を持って臨んでくださいね!…
わたしは不注意により、岩から15メートル滑落しました!…
同行してた後輩に背おられて下山して地元の病院に緊急入院しました!…
捜索隊を出さなかったので、後輩へのお礼と入院費90万円だけで済みました!…
ただ…
もう、山には登れない身体になってしまいました!…
今は毎週末のキャンプが楽しくて仕方ありません!…